【初めてでも簡単】古物商許可の申請は自分でできる!取得のための費用や条件とは?
■01.そもそも古物商許可とは?
副業について調べているときなどに、「古物商許可」という言葉を見かけたことがあるかもしれません。
最近では副業で中古品の転売をしているという方も増えてきましたが、実はビジネスとして中古品を仕入れて販売するためには古物商許可が必要です。
例えば、比較的利益率の高い中古パソコンを売買する場合、この許可が必要になります。
この資格がないと、古物営業法に違反してしまうので注意が必要です。
(副業せどりの商材に中古パソコンがおすすめな理由はこちら!)
そんなこと言われたってなんだか面倒くさそうだし、やっぱり中古品の売買は諦めようかな…と思ったそこのあなた!
心配しなくても大丈夫!
古物商許可を取得するのはそんなに難しくないんです。
しかも、古物商許可を取得するためにかかる費用は、実はそれほど高くありません。
申請手数料として19,000円かかりますが、他の業種の許認可では高ければ数十万の費用がかかることもあるため、比較すると古物商許可の費用はかなりリーズナブルです。
また、古物商許可には一度取得すれば更新の必要がありません。一度許可を取得すれば、追加の費用がかからないのも大きなメリットです。
副業など新しいビジネスを始める際のコストを抑えることができるのは魅力的ですよね!
では、実際に古物商許可を取得するにはどのようにすればよいのでしょうか。
この記事では、古物商許可の取得方法について詳しく説明していきます。
記事を読んで、準備する書類や申請の流れをしっかり押さえてスムーズに手続きを進めましょう!
■02.古物商許可取得の流れ
①書類の準備
まずは必要な書類を準備しましょう。古物商許可を取得するため必ず必要は以下の5点です。
・住民票
・身分証明書(本籍地の役所で発行する書類)
・誓約書
・略歴書
・古物商許可申請書一式
法人の場合はこれに加えて、以下の書類も必要になります。
・定款のコピー
・履歴事項全部証明書
・役員全員分の住民票写し、身分証明書、誓約書、略歴書
書類をしっかりと作成し、不備がないか確認しましょう。
②警察署への相談
申請する警察署は、主たる営業所の所在地を管轄する警察署です。事前に管轄の警察署を確認しておきましょう。
古物商許可の申請に必要な書類は、始めたいビジネスによって変わったり、警察署によっても変わったりすることがあり、追加資料の提出を求められる場合があります。
そのため、警察署に行く前に、事前に相談して書類の内容を確認してもらうと安心です。
全ての書類が揃ったら、管轄の警察署に提出します。書類に不備があると再提出が必要になり、手続きが遅れてしまうことがあるため注意しましょう。
また、申請手続きの際には、担当者が不在の場合もあるため、あらかじめ管轄の警察署に電話をし、古物商許可申請書類提出の予約を入れるのが安心です。
③申請書類の提出
申請手続きの予約を取ったら、当日以下のものを持って警察署に申請に行きます。
・古物商許可申請書類(正本・副本)
・申請手数料 19,000円(現金)
・身分証
・筆記用具、印鑑(万一のときに訂正印を押して対応するため)
④審査を待つ
申請手続きを終えたら、警察の審査を待ちます。
審査期間は土日を除く40日間前後となっており、20日〜40日で結果の電話連絡が来ます。
連絡を受けたら、許可書を受け取りに再度申請をした警察署に古物許可証を受け取りに行きましょう。
手続きお疲れ様でした!
■03.まとめ
古物商許可の取得は、必要書類を揃えて提出するだけなので初めての方でも比較的簡単に進められます。
書類の準備と提出、審査の手順をしっかりと理解し、計画的に進めることがカギです。
特に注意すべきポイントは、書類の不備をなくすことと、事前に警察署に相談することです。書類に不備があると、再提出が必要になり、手続きが遅れてしまいます。事前相談をすることで、地域ごとの細かいルールや必要書類を確認できるので、スムーズに進めることができます。
また、時間や手間をかけたくない方や手続きに不安がある方は、行政書士に依頼するのも一つの手です。専門家のサポートを受けることで、申請手続きが確実に進み、最短時間で許可を取得することができます。
いかがでしたでしょうか。
これから中古品ビジネスを始める方は、ぜひこの記事を参考にして古物商許可を取得してみてください。
取得したら、ぜひShii:Reでパソコンを仕入れて販売してみてくださいね!
しっかりと準備をして手続きを進めれば、誰でも簡単に許可を得ることができ、新たなビジネスチャンスを掴むことができますよ!